- ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。
キャンペーン及び料金内容は変更や終了する可能性が有りますので、最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。 - ・掲載のサロンやクリニックについて、選定については編集部による調査により編集部独自の視点で執筆しております。
- ・記事記載の効果効能や痛みには個人差があり保証するものではありません。
この記事でわかること!
なぜ脱毛クリニック・サロンは倒産するのか?
広告宣伝費をかけすぎている
多くの脱毛クリニックやサロンは、集客のため収入の大部分を広告費にあてています。広告には多額の費用がかかるため、思ったように集客が伸びないと、その分だけ資金繰りが厳しくなっていきます。十分な収益に繋がらなければ経営が難しくなり、倒産リスクが高まります。
売上が少ない
知名度のあるクリニックやサロンでも、あまりにも安い金額で脱毛を提供している場合は経営が維持できなくなることもあります。初回キャンペーンやお得な割引を打ち出し薄利多売で運営しているクリニックやサロンは要注意です。
倒産しそうな脱毛クリニック・サロンの特徴と見極めるポイント6つ
全額前払いを強く勧めてくる
分割払いや医療ローンよりも、一括払いを強く進めてくるクリニックやサロンは、早急に資金を確保する必要が生じている経営事情が背景にある場合があります。全額前払いで契約した場合、万が一倒産してしまった際に、返金が難しくなるリスクが伴います。
契約を強要してくる
契約を急かすクリニックやサロンには注意が必要です。「期間限定」「今だけの特別価格」などを強調し、即決を迫るような営業は、経営が不安定な場合によく見られます。こうした店舗は、短期間で売上を確保しようと無理な勧誘を行う傾向があります。
口コミが良くない
口コミは、クリニックやサロンの運営状況を知るための重要な情報源です。経営が不安定なクリニックやサロンでは、スタッフの対応が悪い、施術に不満がある、といった意見が多く見られます。このような評価が多い場合、サービスの質が低下していることによりリピーターがつかず経営難に陥る場合があります。口コミやSNSを参考にしつつ、実際に利用した人の感想をよく確認しましょう。
急に事業拡大している
急成長中の企業は一見魅力的に見えますが、急激な事業拡大はリスクも大きいものです。特に全国展開を急ぐと、スタッフの教育が追いつかず、対応のばらつきや質の低下が起きやすくなります。そうなると利用者の不満が増え、評判が落ち、結果的に売上も低下する場合もあり、倒産に至るケースも少なくありません。
料金が安すぎる、無制限プランを行っている
ChatGPT:
オープン直後で情報が少ない
新しくオープンしたクリニックやサロンは、実績や口コミが少なく、運営状況を見極めにくいため注意が必要です。便利な立地に、価格など好条件の店舗がオープンしてもすぐに飛びつくのではなく、ある程度運営が落ち着くまで様子をみるのも一つの手です。
倒産しない脱毛クリニック・サロンの選び方
都度払いに対応しているか確認する
一括前払いやローン契約に不安がある方には、都度払いの脱毛クリニックやサロンがおすすめです。都度払いは、通院のたびにその都度料金を支払う仕組みで、コース契約で全額一括払いのような大きな金銭的リスクがありません。万が一クリニックやサロンが倒産しても、未消化分の返金などを心配する必要がないのがおすすめポイントです。
口コミの評価が高いクリニック・サロンを選ぶ
口コミはクリニックやサロン選びの重要な判断材料です。評価が高いクリニックやサロンは、サービス面だけでなく、経営がしっかりしていることが多いです。一方、悪評が多かったり倒産の噂があるクリニックやサロンは避けるのが無難です。レビューや口コミサイトを活用し、長く営業を続けている店舗や実績のあるクリニックやサロンを選ぶことで、リスクを減らすことができます。
事前に倒産リスクを確認する
検索サイトで「〇〇クリニック 倒産」などワード検索をすると、情報が出てくることがあります。SNSなど個人の意見は信憑性がなく判断するのが難しいですが、ニュースや経済新聞などメディアが発信している場合は参考にすると良いでしょう。
契約した脱毛クリニック・サロンが倒産したらお金は戻ってくる?
一括払いをした場合
クリニックやサロンが破産手続を開始すると、公平に債権者(=支払いをした人)に清算配当されるよう手続きが行われます。「債権者届」を提出し、清算配当を待つことになりますが、配当されるまでには長い期間がかかり金額はほとんど期待できないのが現状です。また、破産手続きを行っている事業者から直接個人へ返金されることはありません。
前払金保証制度に加入しているか確認
前払金保証制度とは、万が一脱毛クリニックやサロンが倒産してしまった場合、未消化分の施術料金を保証する制度です。契約する際は、前払金保証制度に加入しているかどうかを確認すると良いでしょう。
前払金保証制度は、どのクリニックやサロンでも導入できるわけではなく、保証会社により経営の安定性や財務の健全性、運営体制の適正性など、多角的な基準で判断されて認められたクリニックやサロンが加入できます。
脱毛クリニック・サロンが倒産した場合どうすればいい?
クリニック・サロンへ問い合わせる
クリニックやサロンによって異なりますが、倒産した会社は「返金に関するお客様窓口」を設置する場合があります。倒産に関するメール通知、またはホームページに電話番号やメールアドレスが記載された場合は、返金希望の旨連絡しましょう。多くの顧客が一斉に問い合わせますので返信は時間がかかる場合が多いでしょう。
契約書や規約を確認する
クリニックやサロンからの連絡を待っている間に、再度契約書や規約を確認し、返金に関する記載があるかをチェックしましょう。倒産時の救済手続き(前払金保証制度)をしているクリニックもあります。
クレジットカード会社、信販会社に連絡する
クレジットカード会社や信販会社経由での支払いであれば、支払い停止の申し立て、または返金(チャージバック)が行える場合もあります。まずは事情を説明し相談してみましょう。
サポートや相談窓口を利用する
契約していた脱毛クリニックやサロンが倒産し連絡がつかない場合があります。その場合は消費生活センターなどの公的な相談窓口に相談することが重要です。返金や今後の手続きについてアドバイスを受けられます。
消費者ホットライン(全国統一番号)188
地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を案内してくれます。
まとめ
脱毛クリニックやサロンを選ぶ際には、この記事で紹介した見極めるポイントを参考にしてみて下さい。倒産リスクのあるクリニックやサロンには、全額前払いやローン契約を強く勧める、口コミで悪評が目立つ、無制限プランを安く提供している、などの共通点があります。できるだけリスクの少ない都度払いを選択しておくのがおすすめです。