※本サイトの記事にはPR情報が含まれます。

【医師監修】レーザー脱毛はメンズにおすすめ!仕組みについて詳しく解説

【医師監修】レーザー脱毛はメンズにおすすめ!仕組みについて詳しく解説
  • ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。
    キャンペーン及び料金内容は変更や終了する可能性が有りますので、最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
  • ・掲載のサロンやクリニックについて、選定については編集部による調査により編集部独自の視点で執筆しております。
  • ・記事記載の効果効能や痛みには個人差があり保証するものではありません。

近年、男性の間でもレーザー脱毛の人気が高まっています。
この記事では、レーザー脱毛に興味をお持ちの男性に向けて、基本的な知識や医療脱毛と美容脱毛の違い、男性におすすめの理由を紹介しています。
レーザー脱毛に興味がある方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

自由診療治療につきましては健康保険などの公的医療保険が全く使えないため、治療費が高くなります。
また一部の自由診療については医療費控除の対象となる診療もございますが医療脱毛においては美容目的の要素が強いため医療費控除の対象外になります。

参考:確定申告の基礎知識(freee医療費控除ヘルプ)より

この記事の監修者
藤堂 紗織

Alohaさおり自由が丘クリニック
院長 藤堂 紗織

URL:https://aloha-saori-jiyugaoka-cl.jp/

■診療科:内科、皮膚科、美容皮膚科

■経歴
平成15年 日本医科大学 卒業
平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月 Alohaさおり自由が丘クリニック 院長

■資格・所属学会
・日本内科学会認定内科医
・日本透析医学会、日本腎臓学会
・点滴療法研究会
・日本美容皮膚科学会



レーザー脱毛とは

レーザー脱毛がどのようなものかご存知ですか?レーザー脱毛とは、黒い色素に反応するレーザーを照射し、毛を生やす組織にダメージを与える脱毛方法です。

レーザー脱毛の仕組み

レーザー脱毛は、レーザーが「メラニン」と呼ばれる黒い色素に反応することで効果を発揮します。レーザーがメラニンに反応すると熱が発生し、その熱で毛根やバルジ領域などの発毛組織にダメージを与えるという仕組みです。レーザーによってダメージを受けた部分の毛は、施術後2〜4週間ほどで抜け落ちていきます。

熱破壊式と蓄熱式の違い

レーザー脱毛の方式は、大きく「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
熱破壊式は毛根をターゲットとし、高出力のレーザーを当てることで脱毛する方法です。
黒い毛や濃い毛に反応がよく、施術後1〜2週間で毛が抜け落ちるため、脱毛効果を期待できるというメリットがあります。
また黒い肌やホクロなどにも反応する可能性があるのがデメリットですが、機械には冷却機能が付いているものも多く、輪ゴムで弾かれる程度の痛みだと言われています

一方の蓄熱式は、低出力のレーザーを連続して照射することで、毛の発毛を司る「バルジ領域」という器官にダメージを与える方法です。
バルジ領域は毛根などに毛を生やす指令を出す器官で、蓄熱式ではこの部分を破壊することで、新たに毛が生えてくるのを防ぎます。脱毛を初めて受ける方に向いていると言えます

しかし、施術から毛が抜けるまでに3〜4週間程度かかるため、施術効果が出にくいという声もありますが、色素の薄い毛や白髪、産毛にも反応しやすく、日焼け肌にも対応できるという特徴があります

毛周期に合わせた施術が必要

レーザー脱毛を受ける際は、毛周期に合わせた施術が必要です。毛周期とは、毛が生えて抜け落ちるサイクルのことです。毛が伸びる「成長期」、成長が止まる「退行期」、抜け落ちる「休止期」の3つの段階があり、レーザー脱毛は成長期の毛にのみ反応します。
成長期の毛は全体の10〜20%と言われており、1回のレーザー脱毛では全ての毛を脱毛することはできません。そのため、時期をずらして数回施術を受ける必要があります。
毛抜きなどで処理したり、脱毛施術を受けた直後だったりなどで、生えている毛が成長期でない場合は、レーザー脱毛を受けても十分な効果が得られないため注意しましょう。

医療脱毛と美容脱毛の違い

レーザー脱毛は医療行為であり、クリニックなどの医療機関でしか受けられません。
エステサロンなどで行われている美容脱毛は、脱毛効果のある光を使用した「光脱毛」という方法を採用しています。ここからは、医療脱毛と美容脱毛の違いについて紹介します。

医療脱毛は半永久的な脱毛が可能

医療脱毛による施術を受けた場合、半永久的な脱毛が可能です。さらに1回で10〜20%の毛を脱毛できるため、美容脱毛に比べて施術回数が少なくて済むという特徴もあります。

クリニックで使用するレーザー脱毛機は出力が高い分、痛みがあるのがデメリットですが、麻酔が使用しながら施術を受けられるのは、医療機関であるクリニックならでと言えます。また医師が常駐しており、施術前や肌トラブル時の診察、薬の処方などを受けられるのも大きなメリットです。美容脱毛に比べて1回あたりの費用は高い傾向があるものの、脱毛完了までの回数は一般的に少なくて済む場合があります。

減毛・抑毛で十分なら美容脱毛

美容脱毛は、エステサロンや脱毛サロンで行う施術のことです。
美容脱毛では脱毛効果のある光を照射して施術を行いますが、毛根や発毛組織を破壊する行為が認められていないため、施術は毛を減らしたり毛の生えるスピードを遅らせたりする程度に留まります。

また美容脱毛の施術でも効果は期待できる一方で、永久的ではないため、施術をやめるとまた毛が生えてくるケースも多いようです。

しかし、美容脱毛の最大のメリットは痛みが少ないことです。
エステサロンでは麻酔を使用できませんが、一般には麻酔を使わなくても耐えられるレベルだと言われています。痛みに弱い方やなるべく痛みのない脱毛を希望している方は、美容脱毛のほうが適しているかもしれません。
料金に関しては、1回あたりが安めに設定されていることが多いようですが、月に1回程度の定期的な施術が必要なため、トータルでかかる金額は医療脱毛と同程度、また場合によっては高くなることがあります。
契約前に、1回あたりの金額と通う回数を計算してみると良いでしょう。

男性にレーザー脱毛がおすすめな理由

脱毛を検討している男性の中には、「美容脱毛とレーザー脱毛で迷っている」という方もいらっしゃるでしょう。実は、男性にこそレーザー脱毛がおすすめだと言えます。

主な理由は以下の2つです。

・濃い毛に反応が良い
・施術回数が少ない

メンズ脱毛にレーザー脱毛がおすすめの理由を、詳しく解説します。

濃い毛に反応が良い

レーザー脱毛は黒くて濃い毛に対する反応が良いという特徴があります。そのため、女性に比べて体毛が濃い男性では効果が現れやすい傾向があり、中でもヒゲや脇、VIOなどの毛が濃い部分は、レーザー脱毛による効果を実感しやすい部位です。

施術回数が少ない

先ほども説明したように、レーザー脱毛で使用する機械は高い出力が特徴です。そのため、脱毛効果が高い分、施術の回数が少なくて済みます。個人差はありますが、一般的には4〜5回の施術で自己処理が楽になる程度まで毛を減らすことができるとされています。

ヒゲやVIOなど、特に毛が濃い部分は回数がかかりやすいものの、7回程度脱毛を繰り返すことで、毛が生えるペースが遅くなる場合があります。

レーザー脱毛に関するよくあるQ&A

レーザー脱毛に関するよくあるQ&Aをまとめました。
レーザー脱毛を受けるにあたって不安や疑問がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

レーザー脱毛は痛い?

レーザー脱毛の施術で、気になるのはやはり痛みについてでしょう。レーザー脱毛の痛みはゼロではなく、「輪ゴムで弾かれるような痛み」と表現されることが多いようです。
しかし毛が濃い部分は痛みを感じやすく、ヒゲやVIO、脇など毛が密に集まっている部分は特に強い痛みを感じる傾向があります。痛みを軽減する方法として、麻酔の使用や、痛みを抑える脱毛器を導入しているクリニックを利用する、などの対策があります。
麻酔には、リラックス効果のあるガスを吸引する「笑気麻酔」、皮膚表面の感覚を麻痺させる「表面麻酔」などがあり、どの麻酔を使用するかはクリニックで異なります。

また施術に使用する脱毛機の中には、肌を冷却する機械や、蓄熱式の機械もあるため、クリニックのホームページなどであらかじめ確認しておくと良いでしょう。また、肌が乾燥していると痛みを感じやすいので、施術前後は肌の保湿ケアを十分に行うようにしてください。

レーザー脱毛にデメリットはある?

レーザー脱毛のデメリットには、以下のようなものがあります。

・費用がかかる・痛みがある
・肌トラブルなどのリスクがある

レーザー脱毛は美容脱毛に比べて1回あたりの費用が高く、コストがかかるのがデメリットです。しかし、脱毛完了までのトータルの回数、医師の診察や薬の処方などを考えると、美容脱毛に通うよりも安くなるケースもあります。
痛みについては前述のとおり、輪ゴムで弾かれるような痛みを感じると言われていますが、脱毛機の種類や、麻酔、保湿などによって痛みケアが期待できます。

またレーザー脱毛のデメリットとして、赤み、乾燥、やけど、色素沈着といった肌トラブルのリスクがあります。施術者は肌の状態に合わせてレーザーの出力をきちんと見極めて施術を行います。しかし、このような問題が起こる可能性はゼロではありません。

家庭用レーザー脱毛器の効果は?

最近では、家庭用レーザー脱毛器も販売されていますが、結論から言うと、医療レーザー脱毛に比べて効果は劣ります。
市販のレーザー脱毛器は、家庭でも使用できるように出力が抑えられています。抑毛効果を得るためには、2週間に1回のペースを目安として、頻繁に施術を行わなければなりません。
またセルフでくまなく全身に照射するのが難しいのもデメリットと言えます。

しかし自宅でいつでも気軽に脱毛でき、肌を人に見られる心配がないため、忙しくて脱毛に通えない方、クリニックやサロンでの施術に抵抗がある方にとっては向いているかもしれません。

レーザー脱毛を受けられない人は?

以下のような方は、基本的にレーザー脱毛を受けられないので注意しましょう。

・日焼けをしている人
・肌荒れや肌に疾患がある人
・医師の診察で不適と診断された人

レーザー脱毛は、日焼けをしている人は受けられないことがあります。黒い色素に反応する性質のあるレーザーが、日焼けした肌に含まれる色素に反応してしまう可能性があるためです。

最近では日焼け肌に対応している蓄熱式のレーザーも登場していますが、脱毛できない基準はクリニックによって異なるので、気になる方はまず診察を受けてください。

またレーザーは肌に大きなダメージを与え、施術後は肌が乾燥したり、赤みややけどを引き起こしたりすることもあります。肌荒れを起こしている方や肌に疾患がある方では、レーザー脱毛によって状態がさらにひどくなるおそれがあり、場合によっては施術を断られたり、肌荒れ部分を避けて施術をしたりすることもあります。
脱毛ができるかどうかは医師の判断によるため、事前に主治医や脱毛クリニックの医師に相談してみましょう。

さらに、薬を服用中の方、特定の既往歴や疾患がある方なども、医師の判断によっては施術を受けられないケースがあります。特に薬によっては肌荒れや光線過敏症を引き起こす原因になるため注意が必要です。
服用中の薬、既往歴や治療中の疾患があれば、脱毛を受ける前に申告しましょう

レーザー脱毛は肌がボコボコになる?

「レーザー脱毛で肌がボコボコになる」という噂を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これは、レーザー脱毛後に肌が一時的にむくんだり腫れたりして、肌荒れを起こしている状態です。あくまで一時的な症状なので、数日経てば引くことがほとんどです。しかし肌トラブルが長引く場合は医師の診察を受けることをおすすめします。

まとめ

この記事では、男性に人気のレーザー脱毛について紹介しました。
レーザー脱毛では半永久的な脱毛が可能で、美容脱毛に比べて効果を実感しやすく、完了までの回数が少なくて済むのも大きな魅力です。

施術には痛みが伴うものの、麻酔を使用したり痛みの少ない機械を選んだりすることで痛みを抑えられる場合があります。レーザー脱毛は医療行為です。メリット・デメリットをよく理解した上で施術を受けるようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました