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【医師監修】ブラジリアンワックス脱毛とは?効果やメリット・デメリットを解説

【医師監修】ブラジリアンワックス脱毛とは?効果やメリット・デメリットを解説

  • ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。
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  • ・掲載のサロンやクリニックについて、選定については編集部による調査により編集部独自の視点で執筆しております。
  • ・記事記載の効果効能や痛みには個人差があり保証するものではありません。
近年、性別や年齢を問わず多くの方が「脱毛」に注目しています。特にVIOなどのデリケートゾーンは蒸れて痒みを感じるケースもあるため、処理したいと考える方も多くいらっしゃるでしょう。この記事では、知名度も高い「ブラジリアンワックス脱毛」のメリット・デメリットを解説し、処理できる部分や脱毛方法などをご紹介します。
この記事の監修者
石川佳奈先生

美容皮膚科 Bella Beauty CLINIC 大阪心斎橋院
院長 石川佳奈

URL:https://www.bella-beauty.jp/

■診療科:美容皮膚科、美容外科

■資格・所属学会
・日本美容外科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本化粧品学会
・アラガンボトックスビスタ認定医
・アラガンジュビダームビスタ認定医

■メディア出演実績
カスタムライフ、週刊女性、MRB、anan、ボーチェ


この記事でわかること!

ブラジリアンワックス脱毛とは?

ブラジリアンワックスとは、専用のワックス剤を脱毛したい場所に塗り、固まったらワックス剤を剥がして脱毛する方法のことです。
ちなみに、アンダーヘアをワックス剤で脱毛することを「ブラジリアンワックス」それ以外の部分を処理する場合は「ワックス脱毛」と言います。
この記事では分かりやすく、ワックスを使った脱毛を総称して「ブラジリアンワックス」と表記しています。

ブラジリアンワックスの主な種類

ブラジリアンワックスは、おおまかに「ソフト(別名:ストリップ)ワックス」と「ハードワックス」の2つの方法に分かれています。
ソフト(ストリップ)ワックスは対象箇所にワックス塗布後、ストリップシート(不織布)を貼ってからワックス剤を固めて剥がします。
一方、ハードワックスは、ワックス塗布後にシートを使わず、固めて剥がすタイプです。
ちなみに、初めての方や刺激を感じやすい部分を処理する場合はソフトワックスを使用するとよいでしょう。

ブラジリアンワックスを使用して脱毛できる部位

すねや腕といった部分だけでなく、VIOをはじめとしたデリケートゾーンや顔、鼻などの粘膜に近い部分を処理できるのがブラジリアンワックスの特徴です。
日焼けしていると脱毛サロンなどでの施術ができないケースがある一方、ブラジリアンワックスなら条件問わずに処理可能です。

 

ブラジリアンワックス脱毛と他の脱毛方法の違いは何?

ブラジリアンワックス以外の代表的な脱毛としては、「医療脱毛」や「サロン脱毛」が挙げられます。

医療脱毛の特徴

医療機関で受けられる脱毛は、レーザー脱毛が一般的です。刺激は強い傾向がある一方で、施術回数は少なめなことが多いようです。短期間で効果が実感できる他、万が一肌トラブルを起こしてもその場で診てもらえるのも医療脱毛のメリットと言えるでしょう。

サロン脱毛の特徴

サロンでの脱毛の多くは、光脱毛を採用しています。医療脱毛よりも弱い光で施術を行うため、刺激は少ない一方、施術回数は多い傾向があります。毛根にダメージを与えて少しずつ薄くしていくイメージで、肌へのダメージも少ないと言えます。お店によってはクリニックと連携していて、万が一の際にはスムーズに診てもらえる場合もあります。

脱毛クリーム(除毛クリーム)の特徴

塗るだけでムダ毛の処理ができる脱毛クリーム(除毛クリーム)は、痛みがほとんどないため、気軽に使用できる除毛方法です。しかし、皮膚の表面から出ている毛のタンパク質を溶かす効果しかないので、脱毛や継続使用により毛が薄くなることは期待できません。また薬剤が肌に合わない場合はトラブルにつながる可能性もあります。そのため、使用前に必ずパッチテストを行い、説明書に記載されている部位以外には使用しないようにしてください。

 

ブラジリアンワックスで脱毛をするメリット

ブラジリアンワックスは一度でツルツルにできたり、古い角質を剥がせたり、全身に使えたりと、さまざまなメリットがあります。

一度で肌がツルツルに

ブラジリアンワックスは、塗布した部分の毛を一気に抜くため、一度の処理ですぐに肌がツルツルになります。ほかの脱毛では実現不可能な即効性が特徴です。
また、適切に処理できれば産毛などの細かい毛も処理できます。
例えば、突然「近いうちにプールに行く」という予定が入ってもブラジリアンワックスなら対応可能です。また、旅行の前にブラジリアンワックスで処理しておけば、旅行中の自己処理に時間を取られません。

古い角質も一緒に剥せる

サロン脱毛や医療脱毛とは処理方法が異なり、肌にワックスを直接塗布するため、古くなった角質も一緒に処理できます。古い角質がなくなるとツルツルな肌触りになるのはもちろんのこと、肌のトーンアップ、つまり美白効果にもつながります。脱毛しながら美肌ケアもできる点もブラジリアンワックスのメリットと言えるでしょう。
処理後のケアと合わせて継続していけば、きれいな肌を維持し続けることも可能です。

脱毛箇所を選ばず使える

サロン脱毛や医療脱毛では顔や脇、VIOへの施術が別料金になったり、高額になったりするケースもあります。また、サロン脱毛や医療脱毛では強い光で毛根にダメージを与える方法を採用しているため、日焼けしている方は処理できないケースもあります。対照的にブラジリアンワックスはどの部分でも同じように脱毛できる点が魅力です。

VIO脱毛にも使用できる

ムダ毛の処理方法の中には、VIOに対応していないものもあります。しかし、ブラジリアンワックスであればVIOにも使用可能です。処理後、すぐにツルツルの状態にできるので、即効性を求める人にとってもメリットのある処理方法だと言えます。

ただしブラジリアンワックスをVIOに使用する場合、1〜3cm程度の毛の長さが必要です。また肌に炎症が起きていたり、日焼けしたばかりだったりするとワックス脱毛はできません。ブラジリアンワックスはシートを剥がす際に皮膚に負担がかかるので、特にセルフで行うときは商品の使用方法をしっかりと確認するようにしてください。

 

ブラジリアンワックスで脱毛をするデメリット

ブラジリアンワックスにも処理の刺激があったり、永久脱毛ではなく処理できる毛に条件があったりするなど、いくつかの注意点が存在します。

剥がす時の刺激

「剥がす時の刺激」は、ブラジリアンワックスが有名な理由のひとつです。一度に何本もまとめて毛根から抜き取る方法であるため、特に毛が太い部位や密集している部位、VIOは、痛みを強く感じやすい傾向があると言えます。しかし多くの人は、回数を重ねるごとに慣れることが多いようです。

この刺激を和らげる方法は「一気に剥がすこと」や「処理後に冷やすこと」など、限られています。これはデメリットと言えるでしょう。また、剥がした後は毛穴が開いた状態になるので、肌が荒れる可能性があります。ワックスによっては肌のケア成分やトリートメントのあるタイプもあるので、確認しておくと安心です。処理後のケアも欠かせません。化粧水やワセリンなどで保湿したうえで清潔に保つことも大切です。

繰り返し処理する必要がある

サロン脱毛や医療脱毛は毛根にダメージを与える脱毛方法なのに対し、ブラジリアンワックスはあくまで今生えている毛を抜く方法でしかありません。つまり、ブラジリアンワックスだけで永久脱毛を目指すのは不可能です。

定期的に繰り返す必要があるので、毎回刺激を感じることになります。また回数を重ねると生えてくる毛が薄くなり、刺激が少なくなっていくケースもあります。しかし、肌に直接ワックス剤を塗布して剥がす工程に変化はないので、刺激を完全になくすことは難しいと言えるでしょう。
現在の技術では「1回の施術で永久的に毛が生えなくなる」という方法は存在しません。また、日本には「永久脱毛の定義」がないため、一般的には、アメリカで使われている以下の基準を満たした脱毛のことを永久脱毛と呼びます。
アメリカ食品医薬品局(FDA)~3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(2/3)以上の毛が減っている状態

ある程度伸びた毛しか処理できない

ブラジリアンワックスは、そもそも「ワックスに絡まった毛を剥がす」という仕組みで脱毛しています。そのため、ワックスにしっかりくっつく程度の長さの毛しか処理できません。例えば、カミソリなどによる自己処理を行ったばかりの肌に塗布しても、毛がうまくワックスに定着できなかった場合は、いざワックスを剥がしても抜けきらず、毛が残ってしまう可能性があります。自分で処理する場合は1cm以上の毛を対象に、ムラなくワックスを塗布することが重要です。

 

ブラジリアンワックス脱毛を行う頻度・回数・期間

ワックス剤によって異なりますが、処理してからツルツルな状態が続くのは約2週間、生え揃うまでは4週間から6週間くらいかかると言われています。また、回数を重ねるとだんだん生える毛が薄くなっていくケースもある、ワックス剤と肌の相性などに個人差があるため、あくまで目安として考えましょう。

 

 ブラジリアンワックス脱毛にかかる費用

サロンなどで施術を受ける場合は、部位別に料金が設定されていることが多いようです。1ヶ所3,000~8,000円あたりが相場で、脚や背中など範囲が広い部位、VIOは比較的高めの傾向があります。他に、全身、顔全体、VIO全体などのプランや、複数回がセットになったメニューを設けていることもあるので、脱毛したい部位や範囲などに合わせて選ぶといいでしょう。

セルフで行う場合は、ドラッグストアやディスカウントストア、ネット販売などで購入可能です。3,000円前後が主流で、手軽なシートタイプであれば1,000円程度で入手できます。

 

ブラジリアンワックス脱毛のやり方

事前準備

脱毛したい部分に長すぎる毛があると、うまく処理できない可能性があります。その場合は1cmから2cmくらいの長さにカットしておきましょう。また、ワックスが定着しやすいように、処理したい部分を洗って水分を拭き取っておきます。準備ができたら、処理開始です。 

ワックスを塗布

まずは、ワックス剤を脱毛したい部分に塗ります。約1cm×3cmくらいを意識して少しずつ均一に塗布することで、よりきれいな処理が可能です。ソフト(ストリップ)ワックスの場合は、シートを貼って定着させます。ハードワックスの場合は、完全に固まるのを待ちましょう。待ち時間はワックス剤によって異なるため、使用前に確認しておきましょう。 

ワックスを剥がす

それぞれ対処できたら、皮膚が引っ張られないように抑えながら、毛の流れに逆らうように勢いをつけて剥がします。この時、ゆっくり剥がすと毛が抜けにくく、刺激を感じやすくなってしまうため、剥がす際は思い切って一気に剥がしてください。
また、処理後は毛穴が開いてダメージを受けやすくなっています。熱いお風呂やプールなど肌へダメージを与えるような行動は控え、肌荒れ防止のためにもケアを行いましょう。

ブラジリアンワックス脱毛を自分でする際の選び方

急な予定でサロンに行く時間がない、誰かに処理してもらうのは恥ずかしいという方には、自分で行うブラジリアンワックスを試してみてもよいかもしれません。

脱毛効果で選ぶ

選び方のひとつとして、脱毛効果から判断する方法があります。
例えば、ハードワックスなら太い毛や短い毛にも対応可能です。脱毛効果としてはトップクラスですが、ワックス剤を溶かしたり、商品によっては専用のウォーマーが必要だったりするため、ある程度ブラジリアンワックスに慣れている人向けと言えるでしょう。
一方、シートタイプは手軽さがトップクラスです。脱毛力においてはハードワックスに劣るものの、太い毛や短い毛の処理を除いてほとんどの場合、これで十分な脱毛効果を実感できます。どの部分をどれくらい脱毛したいのか、という点でワックス剤を選ぶのも良いでしょう。

使いやすさで選ぶ

ブラジリアンワックスの選び方として、塗りやすさや、剥がしやすさなどが挙げられます。例えば、シートタイプだと、脱毛したい部分に貼って剥がすだけなのでかなりお手軽です。初めての人に向いていると言えるでしょう。

また、ソフトタイプにはチューブに入っている商品もあり、比較的少量なのでお手軽です。ブラジリアンワックスが初めての方でも安心できるタイプとなっています。剛毛の方や短い毛、毛の濃い部分を脱毛したい方にはハードタイプがぴったりです。手間はかかりますが、脱毛効果を実感しやすいのもハードタイプならではの特徴となっています。

刺激の少なさで選ぶ

海外製のブラジリアンワックスは、日本人の肌に合わない可能性があります。
また、ワックス剤自体にも「全身用」や「デリケートゾーン用」などの種類があり、脇やVIOなど、施術箇所によってはデリケートゾーンの処理に対応しているか確認することも大切です。
どの商品を使う場合でも、腫れや刺激、肌が赤くなるなどの反応が出ないかチェックするのは必須と言えます。肌への刺激が不安な方や敏感肌の方は、天然素材を使った商品や無添加・無着色タイプを選ぶと安心です。
次の項目で詳しくご紹介しますが、敏感肌の方やアレルギーが心配な方は「水性」のワックス剤を選ぶと良いでしょう。

アレルギーテスト済かどうかで選ぶ

ブラジリアンワックスも、商品によっては、ロジンなどの成分でアレルギーを起こす可能性があります。そもそもブラジリアンワックスには大きく分けて「油性」と「水性」の2種類が存在し、性質が違えばワックス剤に使う原材料も異なるため、アレルギー体質の方は購入前に確認するようにしてください。
例えば、油性の場合は松ヤニ(ロジン)を使っているケースがあります。ロジンアレルギーのある方は、ロジンフリーのワックス剤を使うと良いでしょう。
水性の場合は砂糖やはちみつを使っているケースが多いので、ロジンアレルギーの方でも安心して使用可能です。油性・水性問わず、肌が弱い人や以前アレルギー反応が出たことのある方は、使う前にパッチテストを行い症状が出ないか確認しておくことをおすすめします。

脱毛をするならサロン・クリニックがおすすめ

医療脱毛に抵抗がある方や脱毛自体が初めての方は、1回あたりの料金が低価格で気軽に通える、サロン脱毛がおすすめです。サロンよりも早く脱毛を終わらせたい方はクリニックでの脱毛向いていると言えます。

自分で処理する場合、塗りムラができたり、脱毛したい部分によっては自分では届かず苦戦したりするケースがあります。こういった悩みもサロンやクリニックでの施術なら解決可能です。また、自分の体質や肌の調子を考慮した施術が期待できるため、脱毛が初めての方でも安心して利用できます。自分で処理する場合と異なり準備や片付けも不要なので、気軽に脱毛できるのもメリットと言えるでしょう。

まとめ

日本では、ワックス剤を使った脱毛のことを総称してブラジリアンワックスと呼ぶことが多いのですが、本来は「VIOをはじめとしたデリケートゾーンに対し、ワックス剤を使って脱毛すること」を表します。ワックス剤を脱毛したい部分に塗って剥がすという仕組みなので、今生えている毛を一気に抜くことが可能です。刺激はありますが、他の脱毛方法では実現できない即効性が特徴となっています。

また、一般的にはサロンで処理してもらう方が安心ですが、急遽脱毛をしたい場合には自分でブラジリアンワックスを使うことも一つの手です。自身の体質などと相談してワックス剤を選びましょう。また、ワックス剤選びと同じくらい大切なのが処理後のケアです。

今回ご紹介したように、冷やしたり保湿したり、ダメージを受けた肌を保護して健康的な肌を維持しましょう。

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